夏練.4

 

 このブログはランニング関連の五七を自作、他作にかかわらず紹介するものであります。 

 

     玉の汗出る階段上りしみる遠視に綿の雲

 

 約28年前梅雨明けの夏のラン練を詠じたどど。すでにもう目が遠くなっていたんですな~。

場所は三和町の衣笠公園。乙女峠経由の八郎岳への登山道入り口でもあります。

世界最短の詩形の中のわずか26音に色彩を伴う情報とその余情と余韻。どどだと割と簡単に出てきますが、これを俳句にせよ、となると

   

      丘はるか目指すゴールは綿の雲   

                季語  綿雲  (ちなみに綿雲は春の季語です。)

  目指すゴールやと「や」で切れ字にしたいところですが、私あんまり強調の切れ字が好きではない。凡なのは助詞の「の」あるいは「に」。

 28年経って俳句に作り直したところでこの程度しかできん。

   平々凡々の凡人句。やっぱし俳句は難しいね。