夏練.18

 

 

 19夜叉ヶ池.7

 

             完走の意欲はなおも衰えず若者の背に子のように付く

 

 まるでまだ幼子が親の背中を必死でヨチヨチ付いて行くようになんとかゴールまでと、足を漕いでいた。100km近く走って後の最後の8kmをまるでテンケーレースの全力で走らないとゴール関門に間に合わない。拷問ですがこの最後に引っ張ってくれた若者には感謝にたえない。こんなケースが最近増えている。しかしマラニックと言えどもこの時間との競争がないと大会とは言えない。大会は競いの場なのである。何と競うかは人それぞれでいいのだが、その目標がない大会参加は意味がない。つい最近民主党が政権を取っていた頃かな~平等を履き違えて幼稚園のお遊戯会で桃太郎の主役が順番で演じたそうな。舞台に桃太郎だらけ。小さい頃からの力関係や人気関係、自分がやりたいことが叶わない世の中の不条理などは主役、端役などで学んでいくだろうに。

「2位ではダメなんですか~?」2位では意味がない。2位が悪いのではない、1位になる余地があるのに2位で安住しようとしているのは真の競争ではない。

 で、その大会

    おいらは薄情なのか完走せねばその大会への心からの感謝は湧かぬ。

        

          完走せねば印象薄い大会ゴールで感謝わく  (ひねくれドド)