秋練.6

 

 

        老ランナーが子らのあと駆く秋暑かな

                          

                       季語  秋暑

 

 もういつしたか記憶を思い出せないくらいの事、それはインターバルトレーニングのラン練です。本日松山陸上競技場でやってきました。500m×4   1000m×3 高校生の部活練のペース走周回をやっていたのを見て、ゆっくり走っているからこれなら私もついて行けると思い、邪魔にならないように最後尾の10mあとについて回った。ついていけたのは一周500mだけ。すぐに息が上がりすぐに離脱。それを4回繰り返してタイムを計っていた女子高生に聞くと2分20秒だという。キロ4分40秒ではないか!ここ数年腰の故障でキロ5分以上の世界とは全く縁がなかった。だが走れるわけがないと思っていた4分後半のペースを曲がりなりにも500mを4回もできたのである。一回目で腰がハリハリになってこりゃ無理ばいと思ったが、そこでランニング教室を開催して子供たちを指導している◯保夫妻に出会ったものだから、痛いのを痩せ我慢して続けたのだがするとどうだろう、昔の4分台の感覚を少しだけ思い出したのであります。これは◯保夫妻のおかげだ。あと1km5分を3セット。

 実は今月末フルにエントリーしていて、この高温の時期に関門五時間以内をクリアできるかが問題なのです。走りやすい二月のフルでも6年前から佐賀の4時間13分、北九州の4時間17分、高知の4時間41分、一昨年熊本の4時間57分、去年4時間47分、と夏場ではこの記録も出ないだろう。そこで本日最後の悪あがきでトラック周回をなるべく速く走ろう思ってこの競技場に来たわけ。