秋練.14

 

 北海道マラソン.終

 

    もう一度4時間の壁秋に入る

 

                季語   秋に入る

 

 今回の北海道マラソン遠征は、ラン生活も老年期に入った自分としては挫折という形で現実を再認識させられたわけです。案外早くの挫折かもしれぬ。というのはそれは実際の年齢よりも何よりも自分の体力に不信がわかないうちの失敗であるからである。腰痛はなかなか改善しないし、疲労感もいつまでも抜けぬ。それを見越してこれからどのようなラン生活を送るのか?という命題が見えたのが今である事は実に幸運かもしれない、いや幸運なのだと理解する。フル5時間ではなく5年前フルに復帰した当初のサブフォーに復帰するという目標をここでもう一度宣言したい。サブフォー突破を目標に練習して次のフルのレースが失敗したとしてもその失敗レースは4時間10分だったり、20分だったりすれば今回の道マラは出場した甲斐があったものだと思えるだろう。