春練.12

 

 

 

        中国語絶えて通りの春寒し

     

                  季語=春寒し

 

  なんとまぁ、アーケードの静かな事。コロナ事件以降本来の静かな商店街になっております。が、静かというより寂寥感が流れている。人が激減し物も売れない、レストランも和食屋も入店客はまばら。やはり人通りが多い方が商店街らしいし喧騒もある方が雰囲気は活気付く。帰宅ランのコース弊振坂(ヘイフリ坂)の500段の石段を上り切り長崎港を見下ろせば毎日のごとく入港していたイルミネーションが美しい客船は今は全く見ない。日本って静かな寂しい国だったんだ・・・と思ってしまう。

  さて、学校を休校にしたのをはじめ大きな催事が政府通達により中止の憂き目にあっている。4~5月のランニング大会、マラニック大会も開催判断を迫られている。感染防止になるという明確な理由がある場合と、公民館などを貸す自治体や地元住民の賛意がなく、今はそっとしておいてくれた方が安心である、という理由があるなら開催は危うい。この大会は町おこしのために小浜温泉や野母崎半島に人を呼ぶためにやっている部分もあるのですが、地元民から今は来ないでくれ、との逆の要請になっていればそれに従うしかないのですよ。何も個人が開催しているからきっと大会を開催してくれるとかは関係ありませんから。フェースブックなどではランナーから開催を強行した大会主催者を称賛する「大英断だ!」「大感謝!」とかの意見があるが、そんな次元の判断ではありませんよ。