夏練.3

 

      ジョグ練に和語で言いたし初夏の山

             若草色とか萌葱色とか

                               令和2年5/10 

                              

                

 色の三原色は問われれば黄、青、赤(正しくは染料の赤)光の三原色(正しくは発光色)とは赤、緑、青。色は重ね合わせると限りなく黒になる。光は重ねると限りなく白色光になる。今 の時代パソコンや周辺機器でプリンターをお使いになられる方はRGB(red,green,blue 光の三原色)やCMYK(cyan,magenta,yellow 色の三原色)などの選択をする馴染みの用語だと思われます。

さて色彩の三要素とはなんでしょうか?それは色相、彩度、明度を表します。これは服飾業界に居れば初歩的な知識です。その中で一番彩度の高いのをビビットトーン(もしくはその上のトロピカルトーン)と次はブライトトーン、さらにナチュラルトーン、パステルトーン、ダルトーン、などとその彩度は柔らかくなっていきます。

何を言いたいのかと申しますと、今の5月・・・山の緑が発光してすばらしく感動的なブライトトーンなのですよ。それに加えて竹の秋(俳句で春)、麦秋(同じく春)などの黄金色も加わりまるで山が笑っているのですな~。(山笑うは俳句の春)。薫風の中晩春から初夏のこの山の風情が一番気持ち良いです。

 

 5/25      ようやくにして非常事態宣言の外出禁止令が解除されつつあります。が、完全解除にはまだ時間がかかるようです。

さて、個人事業主や零細事業主で人と人との接触で事業が成り立っているサービス業では事業の息の根が止められるような、それこそ非常事態になっています。市町村や国からの補助金はとってもありがたいことなのですが、とても足りないし給付に時間がかかる。今は史上初めて今までの形態の第3次産業の危機に瀕しています。ランナーのフェースブックなどのSNSには飲食店や整骨院やスポーツジムなどの個人店主の書き込みが少なくなっているのは、今その事業存続の瀬戸際にあってとても趣味のランニングなどには手が回らないのでしょう。その他の職業の方にはこの大変さは実感できないでしょうが、もし周りに個人事業者で今後の事業形態を必死に模索しておられる方がいらっしゃったら、是非に応援してあげてくださいませ。