夏練.10

 

 

       開催の是悲決めかねるラン道に

         五月雨煙る合歓の木の花

    

      かいさいのぜひきめかねるランみちにさみだれけむるねむのきのはな

 

            *五月雨は五七の世界では6月の梅雨のことを指す。

 

  国または県の越境自粛が解除になった以上、大会主催者としては大会を開催すべきとの前提に立つ。のであるが、今回の流行り病の得体の知れなさはどうだ。夏場に向かって収束するだろうとの期待も見事に外れ、首都東京を中心に感染者の数の一進一退が続いている。新型肺炎ウィルスがどのような性質の病原菌なのか未だその全体像がはっきりわからないまま流行して半年以上経つ。今わかっていることはこの先長い戦いになるだろうと言う事だけだ。この10月末日の島原ステージはそれを理由に中止してしまえば、誠に無難な選択であろう。現実には日本各地の秋の大会はほとんどが中止か順延なのだ。ただこの病原菌にいつまでも虐げられたまま通常の当たり前の生活まで自粛を続けているのもあまりにも受け身すぎる。ただ神様仏様が今は我慢せよと宣われているのかもしれないとは思いつつも、神仏様に「大会開催するから護ってくだされまいか!」とも念じ続けているのも事実。さてどうしたものか。

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コメント: 2
  • #1

    緒方 豊 (火曜日, 30 6月 2020 14:26)

    開催の是非そして決断。
    開催せず延期していれば世間様の批判は受けず無難な選択でしょう。
    しかしそれで良いのかと疑問が生じた時点で、本心は決まっているはずです。
    開催しなくても普段の生活で感染します。
    しかし今考えられる対策を打って開催実行するのであれば結果はイベントに携わった方々
    (主催者、ボランティアスッタッフ、参加ランナー)全員が受け止めるべき結果だと思います。
    主催者は旗を振ってください、皆ついていきます。

  • #2

    銀蔵 (火曜日, 30 6月 2020 20:56)

    緒方さん、エールをありがとうございます。