夏練.15

 

 

 

        唐突にきつさのあまり足止まる

          慣れ親しんだいつもの坂で

 

 

  今ランニングで使用しているアプリのおかげで練習に対するモチベが保てていて有り難く利用させていただいている。ただそれに囚われて過ぎて体力能力以上に練習し過ぎてしまったようだ。5月360km 6月500kmの後、先日の日曜40km練習した翌日に20kmしたところその最後の帰り道で心肺はなんともないのに足が突然止まってしまった。ラン練で足が上がらなくなるのは貧血に陥った時以来。貧血の時は心臓が異常な速さで鼓動し胸苦しく目の前が真っ白になる症状だったのだが、今回は脚筋の疲れが内臓にまで及ぶようで食欲はあるのだが飯が食えない状態になった。おかげで63kgあった体重が55kg代に落ち込み、カミさんから年寄りのヤセは貧相だからラン練をやめなさいと言われるようになった。ラン練で大事なのは適時の休憩を取り入れ鍛えた筋肉をその間に超回復させること、とは理解しているのだけど大したスピードで走っていないのでついつい練習を続けてしまうのだ。休憩を取らないと体内に活性酸素がたまり続けコロナウィルスなどの病原菌に対する抵抗力が落ちてしまうと考えれば昨日今日は走らないことにして休養に努めている。

 気になったのは月間400~500kmあるいはそれ以上走るランナーが毎月どれくらいいらっしゃるのかがこのアプリで推測される。そのアプリでは1ヶ月の走行距離を累積計測する単純な催事で全国のランナーの走行距離を掲載する者だが月半ばで1/3以上のランナーが既に200km走っているらしい。これは参加者が1500n人くらいで、参加している人はほぼこのアプリを使っていると想像されるるから信憑性は高い。思ったより多くのラン愛好者はその距離をこなしている事実に少しばかり驚いている。今まで月250km走れば十分と思っていたが、速い強いランナーは距離の走り込みで基礎体力が出来上がっているんでしょうね。