秋練.12

 

 

     傍若無人癇癪持ちのごと野分

          生あるものに嫉みて惑す

  ぼうじゃくむじんかんしゃくもちのごとのわけせいあるものにねたみてわくす

 

 台風一過の夕方、例の如く山中ラン。このラン道は琵琶農家のための作業用山道だ。周囲の木々が散らかり強風で小石までも崖から降ってきたようで走りにくいし、車だったら石に乗り上げたり木々の破片でパンクの原因となるであろう。台風は招かざる客でしかないのだが、こうも自分勝手に暴れまくるとかえって羨ましくもなりますよ。自然科学的には自然現象の循環巡回なのだろうが、こうもすべての人間様に恐怖や打撃を与えることができるのは苦界の暴王か地獄の閻魔様に違いないよなあ。で、しょうもない事、書くなって? あのですの、この藪漕ぎ中の山中ランでアイフォンを落としたでござる。さんざ捜しまくって見つからず、一旦家に帰りマックノートをとりに行き再びそれを抱えながら夕闇迫る山中で藪漕ぎし、闇夜が到来する寸前とうとう見つけました~~。5メートル以内にあればアイフォン経由でインターネットがマックノートにつながるのですよ。つながった地点半径10メートルの円周をを探しまくったわけ。まだある、車で現場に戻る途中落石に車をぶつけた。もう、台風のバカやろ~~~~!!