冬練.1

 

 

 

     石蕗の黄をわが忌心につなぎけり   稲畑汀子

 

 昨日、aiai夫婦の「絶景福江島マラニック大会」完走対策の参加者対象の事前練習会第2回目に参加してきた。2週間前の第1回練習会はリハビリラン継続中で久々のロング練でやっとこさの内容でしたが、今回はaiai♀に途中ペースアップに何とか付いて行くことができました。でも走っている途中から腰がばりばりになりつつあるので、悪化しないようにするのが難しいラン練でした。でも30k練習は調整にはいい練習ですよ。ラン練に付き合ってくださった方々に御礼を申しあげます。自分としては秋の島原ステージが開催されれば福江マラニックは参加できる滅多にないチャンスなので(コロナが流行しているので長崎県人限定)、エントリーをさせていただきました。将来、壱岐ウルトラ、福江マラニック、島原ステージ100kを長崎御三家マラニックとして連携できる方策はないかと思っています。

 さて、俳句会の重鎮、稲畑さんの俳句ですがなぜ石蕗の花が忌む心に通じるのかがこの俳句の鑑賞のしどころ。

 昨日の練習会で長与シーサイドロード、大村湾沿では蜜柑畑の見事な美田(美園)と穏やかに霧雨煙る琴の海の風景の中、路傍には石蕗の花がずっと連なり咲いている。並走した美香ちゃんはこの黄色の花がとても好きなそうな。ランを愛する仲間と共に花を愛で、風を感じるひとときはまことに人生の’充実を実感するものであるし、この時の石蕗の花も高級感よりも庶民的な花の感じがすると思うのだが、寂寥を誘う晩秋から初冬の時期に懸命に咲いているのが何かしら心を打つのですわ・・・。