2022春練.3

 

 

    コロナといふ厄災来たりて春寒く禍福の縄は縺れゆくまま

   ころなというやくさいきたりてはるさむくかふくのなわはもつれゆくまま

    歌で読んでもやはり情感に乏しいな~。句で読むと

     コロナという厄災長く春寒し

            春寒し=早春の季語

                    

 解説。「禍福は糾(あざな)える縄の如し」といいますが、この伝染病が人々や社会に災いを与える期間が長すぎますよ。全く。

 イレウスの手術が腰痛を解消してくれたのは間違いない。考えてみもしなかった事なので何が幸いするかわからない。「禍福の縄」や「人間万事塞翁が馬」の成語の例えもある様に幸不幸は表裏一体なのかもしれない。何か手に入れれば同じくまたはそれ以上のものをなくしていくものかも知れないね。しかしこの腰痛の解消はラン練に対する意欲や動機の持ち方に良い方向に働くのは間違いない。ラン練にペース走やスプリント走が昔の様に取り入れられるのだ。実際実現できるかどうかはわからねどフルマラソンサブフォーの夢が例え70歳以上になっても夢見ることができるではないか!速くはまだまだ走れないが、足が上がる事によってその頃から今まで苦痛の部分が多かったラン練が楽しくなったのです。