2022秋練(残暑練).2

 

 

 

 氷結のボトルを巻いた手ぬぐいの

       柄は波千鳥熱暑のラン

 

  ひょうけつのぼとるをまいたてぬぐいのがらはなみちどりねっしょのらん

 

        

  日中南中時の炎天マラソン練習なんて少しばかりの狂気を伴うと思ふ。ウルトラモードなら夏の練習としては普通だが、スピードを伴う練習は危険でもある。

   

 今年の2月の北九州マラソンが中止になって、春先にモチベが駄々下がりになった時に8月の北海道マラソン開催が決定し募集が開始された。春の橘が終わってすぐに本来の練習モードに入ったのだが、今年の夏は梅雨前も、梅雨が明けた後も猛暑日が多く閉口しました。逆に夏日にこそ炎天ランを行い夏練習が楽しめる、という思いで今に至ってる訳ですが、今までに走るたびに熱中症状を起こしては回復しまた熱中症になり回復するということの繰り返し。6月梅雨明け前の自宅伊王島往復40km練の時は、蒸し暑い中ウルトラモードではなくマラソンペースで走った前半はなんとか持ちこえたものの折り返しから熱中症状が出て、もう足が上がらないというより、これ以上体内に熱が篭らないように足の筋肉が溶融したような感覚になって全く力が入らなくて走れなくなった。身体の防衛機能が働いたものだと思われる。これは暑熱訓練を繰り返し繰り返し行わないと、いつまで経っても体のリミッターは低いままに終わってしまう。科学的にいうと乳酸閾値がまだまだ低いままなのだと思う。何度も書いてきたが、手術で腹腔内癒着がなくなり腰の痛みは軽減され、少しはマラソンモードで走れるようになったからこの練習はできるようになったのだ。いわば文字通りマラソンのスタート地点の位置についたということだ。今でも練習できるだけでも幸せを感じる。だから熱中暑い時を選んで走っている。それが正解かどうかはわからぬ。面白いからまた面白くするという意志で北海道マラソンに向かいたい。

 12日大会前の最後の30km練では通しでそこそこマラソンモードで走れた。その4日前の30kmで炎天下で5km以降が全く走れずフラフラになったのでやり直したのだ。その日は土砂降り。やはり気温が問題なのだ。大会当日北海道の気温25度くらいであれば完走はできるはずだ。もし30度のピーカンだったら苦戦は必至だろう。

 なんですと?いつも言ってたサブフォー復帰はどうしたって??

これは次回ね。