2022秋練(残暑練).7

 

 

 

 

    橘湾は夕日の海と謳わるる

           日いづる時小浜を眺むべし

 

 「ここに来て落日を見るを常とせり海の落日も忘れざるべし 斉藤茂吉の有名な短歌もあり、橘湾は夕日や落日のイメージが強く、我が大会もゴールが夕方以降になることが多いので選手の皆様には夕日のイメージの方が馴染み深いと思われます。実は早朝茂木から島原半島方面を眺めてみると、実はこの海、日の出の海とも言われもおかしくないことがわかります。

今回良く練習したコース。

 田上から市民の森へ入り、烏帽子岩から小ヶ倉ダム側道に駆け降りるコースは、夏の集中豪雨時には道が荒れ放題になるので降りづらいがここはすぐに清掃整備される市民のピクニック路なのだ。小ヶ倉ダムの側道は両岸で全く景色が異なる。高低差約350m、東に向いて右岸では5km、左岸では2kmくらいしかないが市民の森の尾根を回らなくてはならないので一周12kmはあるのではないだろうか。その八郎岳山系の尾根の途中に橘湾を一望できる「橘翔大展望」(誰が名付けたか知らんが)という、橘湾の全貌が見えるいただきがありこれは掛け値なしに素晴らしい眺望が望める。橘湾岸マラニックのご参加いただいた皆様にはぜひ訪れていただきたい場所ではあります。

 

 さて、大会当日の天気予報が出た。ありがたいことに曇りのち雨あるいは時々雨、らしい。しかも最高気温24℃最低気温17℃。九州では最低気温の時は寒いくらいの感覚。大会の昼間、曇りであれば太陽の路面の熱反射はなく体感温度も高くはならないだろうと思われる。よし、あとは今練習後の絶頂にある疲労感を大会までに癒していけばいい。また、この走路は3年前に一度30kmまでは走っているので、距離感も掴めている。高低差も全コースにわたって平坦。あるのはあるが陸橋の上下くらいか?このまま天気予報の通りに推移するの事を願うのみ。