2022.秋練.18

 

 

 

 

            新涼を待つ夕ランの汗みどろ

 

     しんりょうをまつゆうらんのあせみどろ

 

                      新涼=初秋の季語

 

 今はもう中秋ですが、台風11号の通過時にめっきり秋めいたかと思いきや、またまた残暑のぶり返しになりました。

また北海道マラソンの話で恐縮なのですが、やっぱり今年の関門時間は5時間から6時間に延長されていたようです。ということは前回同様の関門時間5時間だったら私の記録は35キロ関門アウトでゴールには辿り着けなかったはずです。ランネットの大会評を読んでみますと、6時間もかかるやつは、フルマラソンの練習してないからでありそのような選手に配慮する必要はない。由緒あるこの北海道マラソンは昔通りに5時間に戻すべきだ、という同じような意見が数件見受けられました。この意見には心情的に同意しますが、そこそこのフルの練習して臨んだ高齢者の私の立場になると、6時間にしていただいて幸運だったとの思いもあります。フルマラソンは時間を競う競技なのですが、底辺を拾うという目的があれば市民マラソンは6時間がちょうどいいのかもしれませんね。

 ただウルトラレースや超ウルトラレースは、特に橘湾岸マラニックのレースの基本要旨はふつ~のランナー(フル4~5時間前後)の方がそこそこ練習してぎりぎり完走できる制限関門

(これには大会で支えるボラスタッフの負担労務の兼ね合い考慮して)で一人でも多くの方が完走できよう長く設定にしています。

 フルマラソンとこの橘湾岸マラニックの目的と面白さの違いはこのような方針にあります。

 

*写真は南環状線県道51号戦(愛宕町)の側歩道に早くも咲き出した彼岸花。