2023冬練.3

 

 

 

     年越しラン霜たつ畦に照らす陽を

           ただの日の出と思う俵坂

 

  としこしらんしもたつあぜにてらすひをただのひのでとおもふたわらざか

  

  

 

   東彼杵から嬉野へ行くには俵坂の峠越えが待っている、例年ここを通るころは夜明けを迎え一番気温が下がる時なのだ。手袋をバイク用にしても指先がちぎれるように冷たさで疼く。明るくなった山際からやっと日差しが覗く瞬間は、夜通しランニングしたものには心底ホッとする瞬間なのだ。そしてしばらくして「あ〜〜。初日の出拝み損なった・・・」と言うことになる。               

    

  年越しランの続きですがね、結局武雄温泉まで行く予定が嬉野俵坂(藩境、キリシタン摘発で有名な関所があった所)の登りで左後ろハムストリング痛みが来て峠の頂上で走れなくなり、嬉野でやめました。時間をかけ無理すれば武雄までいけたのですがここは自重。故障が重症化すれば二月の本番は走れない。結局66km11時間の初ランはここで終了。11~12月走れなっかたぶん夏場の走り込みで心肺は余裕がありましたが、足ができていない。これでは二月のフルは完走はできるだろうレベルの足。帰りは新設された嬉野温泉駅から新幹線に乗りたかったが、ハムストリングが悪化しないよう歩数を減らすべく近くのバスセンターから九州号(長距離バス)で帰りました。

 今は普通のラン練生活に戻していますが、この1月はサブフォーに近づける悪あがきはする。このロング練習の内容から二月のフルはフルサブフォーができるレベルには到底ないです。12月のワクチン摂取後の体調不良がこたえた。今まで必死で加齢の体力低下に抗ってきた気力を根こそぎ奪ってしまうような打撃がある。分かりやすく言うと風邪で体力が一気に低下した上、さらに堰を切ったように加齢による老化衰退が一度に押し寄せて来た感じです。だからこれからはなるべく風邪をひかないようにしなくっちゃ。

 正月から11日までのラン練で足の確認をしてみますと、マイコースの一つの折り返し下り坂の10kmで下り2キロがキロ4:40のペースに戻せたこと。もう一つのホームコースで平坦キロ5:10で押せたこと。これは大きいです。ようやく10kmでなら55分以内の足に戻せそう。しかしフルをキロ5:40で通せる足は全くできていない。2/19までの30キロ練を数回こなしたところで、フルサブフォーの目標は遠い・・・。目標を4時間40分に落とすしかないようだ。これも今の出来具合ではどうかな~・・・・。

ここでは夏のレースでのサブフォーに焦点を合わせたレース内容にしなくてはいけない、と言うことだろう。

 初詣は嬉野温泉の豊玉姫神社。祭神は海神(わたつみ)の娘である豊玉姫。色白の美人姫で嬉野の地に肌が白くなる美肌の湯の守り神として鎮座しておられる。白いおナマズ様がやはり美肌の湯の守り神として祀られています。