2023春練.3

 

 

 

 

  遠ざかるレースペーサー見送れば

          我が脚力の現実を知る

 

 

 

  はい、行ってきました2023熊本城マラソン。結果は想定した 1. 4:20分以内  2. 4:40分以内  3. 4:50分以内  4. 4:59分以内  5. 5:時間以上  のどれでもなく・・・・・、想定外のリタイヤ失格でした。何がサブフォー挑戦だよ~~、何が悪くてもサブ4時間30分だよ。我ながらちゃんちゃらおかしくて笑い泣きしてござる。想定外というのは38km地点でサブ5のペースランナーたちに抜かれてもう彼らを抜く力がないと自覚した時に呆然とし、ここで近くに宿泊したホテルに直帰したかったからです。ここで自分でリタイヤすると決めた。なぜなら 2018の4時間59分 2019の4時間50分 の失敗レースを上回る大屈辱の5時間超えの記録完走証を見たくなかったからです。おいらは卑怯者かもしれんと猛烈な自己嫌悪に陥りながら、自分で正々堂々と記録にチャレンジした完走5時間台で正常にゴールまで行った完走ならそれは次に繋がるのではないか、との思いが湧き上がってきて・・いや、絶対に5時間台の完走証などいらん、見たくもないわ~と心の中でいじけまくって、葛藤しながら結局最後の3kmを40分もかけてゴールに到着しました。ところがゴールゲートの真ん前に倒れているガタイのいい男性が大勢のメディカルスタッフに囲まれて人工呼吸マッサージうけているではありませんか。腹部が少し土器色をして一見してやばい状態だったが、どうなったんだろう・・・。それをしばらく眺めているうちに当大会のライフサポートの体制を見直さねばという思いが浮かび、気がつけば半分無意識に通過読み取り帯のないゴールゲートの横を通過したのでした。その時自分の命をかけて瀕死の状態でここまで辿り着いたランナーを置いて戦いに敗れた私がゴールすべきでないと思ったのかもしれないです。・・・・結果。42.195km地点リタイヤ。時間は5時間20分だったようです。

 次回からこの大屈辱のレースを検証していきましょう。