2023夏練.6

 

 奥州きらめきマラソン.その5

 

 

 歩いてる背中に追いつけず足に目をやれば

            ラン道にホトケノザ    

 

  足が攣っている間、前を行く歩いているランナーに追いつけない、もどかしさ・・・・。屈辱感と無念の思いを今回も味わうことになった。この我が足元を見やれば、ラン道の路肩にはホトケノザらしき雑草が可憐に花を咲かせている。

    

  足が攣る前の30km通過が3時間24分。この時にはあと12kmを1時間30分、つまりキロ7分20秒で我慢すれば5時間以内はいけるのではないかと楽観視していたのだ。だがこのトイレ事件のせいで覆ってしまった。32kmで座り込んで足を落ち着かせるのにかれこれ10分を費やし、そこから35km地点まで足が再び攣らないように、そろそろと足を引き摺りながら前に進もうとはしていた。この足の攣りは、足筋肉を休ませれば自然回復するのはいつものことで、しばらく立ち止まっては様子を見ながらまたそろそろ歩くを繰り返していた。35kmの新幹線水沢江剌駅付近で、ようやくトボトボと走れるようになり、やがて復調した。しかしもう5時間以内は絶望的でそれよりも6時間の最終関門に間に合うかどうかの勝負になってきた。

 この頃の周りのランナーたち、特に男性は丸っこいふっくら体型のランナーが多く、フル5~7時間の集団の典型的な情景である疲労困憊しリタイヤの誘惑に必死に抵抗しながら走ったり歩いたりを繰り返しているランナーたちだった。その中で復調した私は「おいみんな諦めるなよ~!!」と心の中で連呼しながらそのランナーたちをひとりまたひとり追い抜いていくのだった。自分にとってはまるで超ウルトラのあと少しでゴールという情景のように思ってはいた。それにしてもたかがフル42kmを最後まで足がもたず途中で足が攣る、ということはまた去年の夏の北海道マラソンや今年の冬の熊本城マラソンと同じく足が止まってしまったということは、練習内容が身になっていないという証が現実となって次回の大会前の練習方法の改善をしなくてはという思いに囚われていた。 

 

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コメント: 3
  • #1

    わたげ (木曜日, 15 6月 2023 15:44)

    きらめきマラソンお疲れ様でした.私は第1回から毎年出場していましたが,今年は不参加・・・お会い出来ず残念でした.ぜひまた岩手へお越しください(ついでに青森も)!

  • #2

    銀蔵 (木曜日, 06 7月 2023 15:49)

    こんにちは、わたげさん。
    コメントありがとうございます。この駄文を見ていただけることに感謝します。
    東北在住の方かその出身で関東圏にお住まいの方とお見受けします。
    私の競技ランの原点はその多くのランナーがそうでるように、フルマラソンなのです。今ではこのような趙ウルトラを主催するようになり、人生の晩年を迎えていますが歳を加えていく過程でのラン生活の指標となるのがやはり原点のフルマラソンなのだと思っています。私も当大会の320km部門に今も出場したいと思っていますのその実力のもとのフルマラソンの時間指標を追っている最中なのです。主催者が自分の設計したコースは走り切っておかないと募集する責任は負えないと思っていることも今の重要動機付けとなっています。もちろんハイパー部門も初回開催する前に試走会で走りきりましたが、仲間が助けてくれてしかも70時間もかかったというのが真相で、正規のk完走とは言い難い。だから70歳代サブフォー復帰を果たして応募参加してくださる皆様に完走しなさいよ、という投げかけをする意味でも主催者の責任と覚悟を示したいと思っているわけです。フルサブフォー復帰!!
     さて、青森県や山形県の大会に死ぬまでは出たいと思っていますので、それも目標に練習頑張ります。

  • #3

    わたげ (水曜日, 02 8月 2023 18:12)

    返信ありがとうございます.
    今秋のハイパー完走目指している,岩手生まれの青森在住ランナーでした.
    銀蔵さんのパワーに本当に敬服しています.私も頑張らなくては^^;