ラン休みの理由とせず虎が雨
虎が雨=梅雨の季語
*陰暦五月二八日に降る雨。建久四年(一一九三)五月二八日、源頼朝が富士の裾野で狩りを行なった時、曾我兄弟が仇敵工藤祐経を討って父の仇(あだ)を報じたが、兄十郎祐成は討死する。その祐成の愛人、遊女虎御前がこれを悲しんで泣く涙が雨になって降ると伝えられる。虎が涙。雨虎が涙。
歳時記と言われるものは、俳句の季語を指すもであるらしいが元は連歌の発句が独立したもので鎌倉時代では季節感を入れるものであったらしく、江戸時代になって季語として確立させたらしい。それはともかくこの「虎が雨」等の季語はその背景の歴史的事件、字面が激しい梅雨末期の雨をすぐさま連想させるので、日本の短編詩形の象徴的な美しさと詩情を感じさせる季語であることに感心しています。
長崎地方ではもう2~3日前から梅雨明けしたのではないかと思われるほどの、ピーカン盛夏の天気模様です。梅雨前線が東北地方に居座って秋田県に甚大な被害をもたらしているらしく梅雨明け宣言ができないのかもしれない。秋田県の皆様、お見舞い申し上げます。
強雨の今までは土砂降りの中を嬉々としてラン練を続けて参りましたが、梅雨明けしてしまったような気温33度の中で真昼間のラン練習は、走力低下の逆効果しかならない場合もある。去年の真夏のラン練がそうでありました。
煌めきマラソンが終わったあとからすぐ様練習方法を見直し実践しておりましたが酷暑のラン練をいかに効率的にするか今の課題なのです。
本日ののラン練は300×10本のあと9kmの流し。どうやったらキロ5分代の20kmスプリット走が維持できるかの思案の結果、2月のから4月のラン練の10km5分以内のペース走を日毎のルーティンにしたのを5月の大会後毎15kmに増やし、ショートインターバルを週一に加えることに変更した。もっとも湾岸の大会のために練習ができなかったことは否めないのだが、それはそれなりに気温の高い時期の大会にしては、ハーフまではそのラン練の成果はあったものと思いたい。成果はあったのかもしれんが、毎回10kmのラン練では10kmまでの成果しか見込めない。当たり前のことを再認識したまで。あくまで最終の目標はフルをキロ平均5分42秒が目標なのである。しかしこの7月、練習すればするほど、また心拍練習するたびに何故かスピードが出なくなって行くのであります。 つづく。
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